2018年08月06日のつぶやき

八月に入り、本日よりカタログの受付が始まりました。
今月はなんと、200号となりました。
毎月こつこつと続けてきてここまできたのだなあ、と感慨深くこの数字を眺めました。
長年蓮を支えて下さっているお客様への感謝をこめて、また、これから出会うお客様共々、
末永くお気に召して頂けるものをお届けしたい、と願っております。

記念すべき号は、吉井勇・井口東白子・山口誓子・前田春声をはじめ、
初代首相(どなたかおわかりでしょうか?)軍人・公家・僧侶・まで、*幅ひろい書を
ご紹介しております。
暑い中にも時折涼しい風を感じるときがあります。
お道具も秋ものに移って参ります。
散華盆、鐘、燭台など、仏具もございます。
併せてご高覧下さいませ。

#茶碗 #茶会 #茶道 #掛軸#書画 #TeaCeremony #TeaBowl #Matcha #pottery #ceramics #kakejiku

2018年07月30日のつぶやき

2018年07月26日のつぶやき

厳しい暑さが続きます。
なんど言葉に出しても暑さが過ぎぬなら、涼やかな籠に草花をいけたり、そのまま飾って涼を感じてみませんか?
先の 智美術館で目にいたしました、あの籠の名品は手元におけずとも、
蓮では気軽なものを多数取り扱っております。
この夏、いかがでしょうか?
水谷 六々斎「竹籠」
一見どれも同じにみえるかもしれませんが、竹表面の一皮を削って染める「着色法」、
竹の脂を抜く「柔竹法」、竹を二枚重ねて編む「二枚がけ」など、
その取り扱いによって色合いも変わります。
組み方も、「ざる目」「四つ目」「もろ目」など。
編み方は「縄編み」「松葉編み」など、
一本の竹にこれほどの美を見いだせる感性と、それを形にしてしまう技にため息が出ます。

作者は不明ながら、どの花をいけよう、と創作意欲がかきたてられる籠です。

もっと気軽に自宅の草花をさしてみるだけでも、気持ちがよいものです。

秋が年々短くなってきましたが、次回カタログはいよいよ200号となります。
長年支えて頂いたお客様の御期待に添う、秋の品々をご用意して、
来月はじめにはお届け申し上げたく、よろしくお願い申し上げます。
皆様くれぐれもお大切にお過ごし下さいませ。

2018年07月09日のつぶやき

この度の平成30年7月豪雨で被害にあわれました方々、離れて住むご家族ご親戚の皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
蓮でも両親、兄弟妹などが避難しておりましたので、当事者の皆様のお気持ちいかばかりかと、一日でもはやいご帰宅がかないますことを
お祈りしております。
実は先週末に新しいカタログをお送りするべく準備しておりましたが、関西以南への発送が停止となっております。
お待ち下さる方々には申し訳ございませんが、ご了承のほどお願い申し上げます。
今回は、幕末志士の書や、公家の和歌、お詳しい方には 鹽谷青山、高山彦九郎の書もございます。
お道具では 涼やかな竹籠、一足早く酒器なども取りそろえております。
ご高覧、ご注文の程お待ち申し上げております。
#幕末志士 #公家和歌 #俳句 #酒器 #竹籠

清涼の茶会

一段と暑い風が吹く一日となりましたが、連店内ては、それを忘れるかのように涼を集め、
立礼式でお稽古をいたしました。
寄付には 後藤 瑞巖 宗硯「竹葉々起清風」
虚堂和尚が旅に出る友に贈った詩で、「相送当門有修竹爲君葉葉起清風」の一節です。
別れゆく君に餞別は何も無いが、門前の修竹の葉がさやさやと清風を起こし別れを惜しんでいる。
竹の葉ずれが聞こえてくるかのようです。
お花も涼しげな、宗旦木槿・下野・水引草を、「銅製 竹籠風 掛花入」にいけました。
今回も自分たちで育てたものです。
丸谷 端堂「青銅 笹蟹文香合」も涼を添えます。

「唐銅 朝鮮風炉 釜」に大野 鈍阿「舟形 焼〆 水指」
黒田 宗傳 竹蓋置」
色合い素材が調和しています。



今回お茶碗がすてきでした。
ふんわりしたお抹茶の色合いを、それぞれご覧ください。
「瀬戸唐津 平茶碗」江戸期のものです。
色合い、手触りにうっとりいたしました。
人形屋 幸右衛門「楽焼 描分 平茶碗」
とても小さい平茶碗ですが、なんともいえない色合いとサイズが愛らしいお茶碗です。



お菓子もご注目下さい。
今木屋さん特性「水無月」。どっしりした大きさなのに、
黒糖でさっぱりした甘さ。
お干菓子はスタッフ手作り 「琥珀糖」
こちらも梅酒とオリゴ糖でしつこくない甘さです。
夏のお道具揃えはなかなか難しいのですが、
猛暑の中バスを待つ方々にもお声をかけたくなる、
心地良いお茶席でした。
来月はお休みですので、次回は八月末となります。
皆様連日の暑さ、どうかご自愛下さい。


2018年06月29日のつぶやき

蓮にちなんだ作品をひとつご紹介いたします。

「花梨 如意 蓮」
なんと蓮の実がよっつほど、中で動くのです。
古色がありますが、どの時代で作られて、どなたがお持ちでいらしたのか。
手にとると、風がゆったりと感じられる気がいたします。


明日は夏のお茶のお稽古です。
お道具、軸選びに余念がありません。
茶会記をどうぞお楽しみに!