本日はよい雰囲気のぐい呑み二客をご紹介します。

「太田垣蓮月」の蓮月焼。
江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家、自作の焼き物に自詠の和歌を釘彫りで施した作品「蓮月焼」は京の土産と言われるほどの人気を博したそう。
絶世の美女と呼ばれた蓮月でしたが、言い寄ってくる男性の多さに疲れてしまい、「いっそのこと老婆になりたい」と自ら歯を抜き血まみれになって容貌を変えてしまったそう……
江戸時代に自ら歯を全部抜くなんて…とても過激な方法だなあ…
しかしそれほど心疲れていたんでしょうね…(にしても私からすると相当な変わり者ですね)
やはり物の作り手というのは、冷静になって考えてみると過激であったり謎めいた行動を取っていたりする人がいらっしゃいますね。

ふんわりとした白色が美しいです。
腹に和歌掻銘・釉の塗られていない畳付は細かく施しがあり、乾いた質感が手になじみます。


価格:¥8,000
作家名:大田垣 蓮月
作品名:「蓮月 ぐい吞 二客」
メモ1:状態良・腹に和歌掻銘
内寸:高4.4×径6.5 cm

ブログのみでのご紹介とさせて頂きます。
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このぐい呑みのシリーズのお品がほか一客と二客ございまして、今回ご紹介させて頂きましたものとあわせて五客ございます。
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