岡本太郎


時折、店先に「いつも店の前を通るとき気になってたんです。」とおっしゃられて立ち寄って下さる方がいらっしゃいます。
「おもしろそうだから。」といって立ち寄って頂くと大変うれしく思います。

そして蓮の鉢は冬支度中のようです…

本日はyahoo!オークションにて岡本太郎レリーフを出品致しました。
http://storeuser6.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=garelly_ren&u=;garelly_ren
珍しい品ですが、売り尽くしサービスのためかなりの低価格で出品させて頂きました。

岡本太郎は非常におもしろい作家ですが、世間一般では「芸術は爆発だ!」というイメージで扱われますが、実際の岡本太郎民俗学アニミズムなどに非常に精通した人でした。
岡本太郎が日本を旅してまわった時に写真を撮りまくっててその現像なんてされてない大量のフィルムが岡本太郎が死んだ後出てきてそのネガを内藤正敏さんが現像、プリントしてそして編集して出された写真集 『岡本太郎 神秘』がおもしろいのです!
岡本太郎 神秘』では青森のいたこがたくさん撮影されています。
また、岡本太郎の作品、思想に一貫してみられるのが日本のプリミティブな地域に注目した活動です。
抽象美術運動やシュルレアリスム運動にも傾倒していた太郎ですが、彼が探していたものはそのようなものではなかったですよね。
彼は、全国に日本の「何か」を探し歩いていました。絵に描けないような何か。写真には絶対に写らないような何か。
何だったのでしょうか。
詳しくは「沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫) [文庫]岡本 太郎 (著) 」に載っています。非常におもしろい本です。

太郎は青森にも、白山信仰にも、奈良にも、佐賀にも、見いだせなかった日本の「何か」の原点を沖縄に見いだしているのです!
おもしろいです。岡本太郎が撮った沖縄の信仰に、写らない何かが写っています。
見てみて下さい。



そんな岡本太郎らしい作品、ただいま4品、出品中であります。
是非チェックしてみてください。
http://storeuser6.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=garelly_ren&u=;garelly_ren

雑な文章でしたが失礼致します。