萬壑松風供一啜


先日のお茶稽古お菓子は、三原堂さん「鮎の里」


西荻窪 三原堂さんのHPはこちらです↓
http://www1.ocn.ne.jp/~miharado/

本日のお稽古は夕方からはじまりました。
いつもと違う雰囲気を楽しみました。
お茶の席では様々な話題がのぼります…
仏教、美術、お寺さんなどはもちろん、シチリア島、オペラ、西洋絵画も…
とてもマニアックなお話も聞けました。



茶平一斎の柳蒔絵棗、通次阿山薪能 茶碗、琉球 マカイ…

さて、本日のお軸です。

高木 台嶽「萬壑松風供一啜」
萬壑(ばんがく)の松風、一啜(いっせつ)に供す
=介石智朋の詩「恵山煎茶」の一節。
恵山寺の石泉は名水で名高く、その清冷な水を汲んで烹たてた茶を、谷から湧き起る松風とひとつに一啜りにする。大自然の気を一啜りにする悠然とした境涯。


寄付には長野 草風「鵜」

さわやかな6月の風を感じます。