晴天、初夏のお稽古、少し背伸びしてお手前に挑戦!


91406037 吉田 華正「銀河蒔絵 漆 平茶碗」
漆芸蒔絵師、日本工芸会、日本伝統漆芸展入選、全国漆器展等。昭和十五年石川山中生

本日、生徒さんにもこのお茶碗が好評で、印象に残っております。
乾漆で軽く、七夕などにぴったりです。



今日の寄り付きは「螢」、お座敷は短歌の掛け物。


今日は瓶掛に盆点前と、風炉とをお座敷すみの交互に配置して、同時進行のお稽古。
先生の叱咤激励が飛びます! まず流れを大づかみにとらえ、あとは慣れることと。
とはいえ ここでの稽古は月に一回ですから、それだけでは難しい、日頃の訓練。


食籠に、逗子の日陰茶屋さん「れんこん餅」というツルリとした水菓子を添えて
義山の皿にひとつずつお出しして配る方が、食べやすかったかもしれませんね
ぷるぷるして柔らかく、美味しく頂きました。
http://www.chaya.co.jp/kashiho/renkonmochi.html
おもしろいわと先生にも好評頂き、よかったです。

お稽古7月は一旦お休みになります、また日程が決まりましたらこのブログとtwitterに告知致します。



トルコ銀盤皿は、私はケルト組紐文様を思い浮かべました。
お干菓子は大坂・河藤さんの氷菓子「割氷」 パリッとした表面と柔らかくスッとした甘みが上品な一品。
http://www.kuidaore-osaka.com/jp/taste/sweets/post_34.html


蓋置は、一足早いモール一葉と、青楓。

☆茶会記(6.27現時点で在庫のもの)☆お問い合わせの際は、記載の8桁の番号をお書き添え下さい。

寄付:80715185 萩原 一羊「螢」浅井忠、黒田清輝に師事。洋画家。美人画に長ずる。関西美術院を鹿子木孟朗、田村宋立、牧野克次、浅井忠共に創立に参加、明治四年金沢生 

花:利休草、曙升麻
花入:天の川硝子花瓶


掲載写真の釜に関しましてはお問い合わせください。

91406098 玉川堂「鎚起銅製 湯罐」玉川覚兵衛が明和年間に仙台より鎚起(打出し)の名匠を招き、その技術を修得し銅器製作を始めた。天皇家にも献上、新潟県無形文化財 状態良(スレ極少、水跡ウスサビ極少、多少の使用感有)注口横刻印・合箱

香合
91406545 「色絵金彩 糸巻 香合」状態並 箱入

91406546 「通心」箱書あれど詳細不詳「かうち(交趾)糸巻 香合」状態並 通心箱書・十五之内

茶杓
91305005 宗圓(筒書)「銘 露 茶杓」状態良・共筒・元箱

91304112 宗弘(造)加藤 淡斎(筒書)「銘 みどり 茶杓」淡斎=数寄者。生花を教え、茶花の研究家として知られる。又竹芸、書、陶芸を能くす。京都住

茶入
91406548 加藤 偉三「絞り手安南 蜻蛉 茶入」藤井達吉に師事、日府展工芸部理事、瀬戸陶芸界では異色作家、安南焼に長ず。明治四十一年瀬戸生 状態良・底に押印・仕覆 大燈金襴・牙蓋添・栞添・共箱


91404091 「忍蒔絵 平棗」内真塗・状態良・箱入・時代有

91402010 川瀬 表完「真塗 雪結晶蒔絵 中棗」京塗師。祖父千太郎、父繁太郎(初代表完)より表派の技法を継承する。京漆器伝統工芸会会長、京都美術作家協会会員。昭和八年京都生 内真塗、立ち上がり雪結晶蒔絵・状態良・共箱

水指
70714186 大野 鈍阿「舟形 焼〆 水指」鈍翁の御庭焼師、益田鈍翁に見出され茶趣あふれた茶器等造り名利世塵の外、清廉な陶工の道を生きた。昭和二十六年歿岐阜生/状態良・底に「鈍」押印・塗替蓋添・合箱・水指・上部の朽穴、灰ゴマにより枯れたワビの風情がよく表わされています

90413062 「春慶塗 釣瓶 水指」状態良・元紙箱入・栞添え

蓋置
91406090 中川 浄益「唐銅 一葉 蓋置」千家十職金物師 状態良 内側刻印・合箱

91403105 手塚 桐鳳「仁清写 青楓文 蓋置」勧修寺窯。父玉堂に師事。茶陶を創作。還暦を機に大徳寺管長高田明浦老師より窯名「花蝶窯」陶名「石雲」を拝領。昭和十七年京都生 状態良・背面下部押印・共箱

茶碗
91404020 上口 愚朗「茶碗」「谷中の奇人」が作る古典の再現、原料、釉薬、灰も自作、素焼きもせずサヤも用いない。戦後「自分の生れた上野の山の粘土でどんな茶碗が焼けるか」又大名時計は生涯收集、大名時計博物館を設立。昭和四十五年歿七十八歳東京谷中生/状態良・高台脇「○」押印「愚」掻銘・合箱

91406039 宮川 香雪「青楓 茶碗」竜谷窯。初代宮川香雲の三男、父に作陶を学ぶ。大徳寺寛雲老師より雅号を受く。京焼風色絵、乾山、三島手、朝鮮唐津等を主に製作する。昭和十六年京都生/状態良・高台脇押印・共箱

91406037 吉田 華正「銀河蒔絵 漆 平茶碗」 漆芸蒔絵師、日本工芸会、日本伝統漆芸展入選、全国漆器展等 。昭和十五年石川山中生 欅地に乾漆技法・内側は梨子地・状態良・高台脇押印・共裂・栞添・共箱・軽量で保温性が高く、一味違った漆器の魅力の乾漆茶碗

91406084 淡海せ々 陽炎園「金彩 紅葉 茶碗」寛永年間小堀遠州の指導により窯を築いたのに始る。岩崎健三により膳所焼を復興す。茶道具専門に造る。大正二年滋賀生 状態良・高台内押印・栞添・共箱

90413125 広畑 久仁彦「義山 馬盥 茶碗 金彩ホワイト」ガラス。昭和四十年生墨田区住 状態良・栞添・元紙箱

91406006 森里 陶楽「仁清写 青楓 茶碗」京清水焼高台寺窯 状態良・高台内「高台寺窯」押印・共箱

建水
91310551 十三代 横石 嘉助「平戸白磁 青海波 建水」主として地紋や透かし模様に工夫をした白磁、染付等の磁器物を作るが、長崎三彩等の軟陶物も得意とする 状態良・底に掻銘・栞添・共箱

60713059 中川 浄益(代数不詳)「唐銅 建水」千家十職金物師

各種のお問い合わせはこちらから。http://jikoh.co.jp/?page_id=26

また香木・寸聞多羅「末摘花」もご好評頂いております。銘は御家流霽月会の 長濱 閑雪 氏 によるものです
一グラム2000円より、ご要望に合わせてお切り分け致します。