和食と和の器

日本食文化のユネスコ無形文化遺産への登録申請が話題になっていますね。
今や世界一の食大国である日本。ミシュランのレストラン掲載数はフランスをしのぐ世界一とのことですが、このようにブログを書きながら思うのはThe日本食…というお料理は高級なものばかり思い浮かべてしまいますね。そして、日本食は季節を楽しむものと思いますが、技術の進歩で季節旬のものが一年中手に入るようになりました。そして様々な国の料理を至る所で頂くようになりました。様々な要因で日本食から日本人の箸が遠のいているように思います。
やはり蓮の中で思うのは、和食の継承とともに、日本の飲食文化のうつわの見直しもすすめられてほしいです、いや、和の食器の方からこそ、日本食の再継承を引っぱっていって欲しいと強く祈念している次第でございます…!
そこで本日は日本の国焼きうつわをご紹介致します。


竹田焼は大分県竹田市の陶芸。竹田市はラムネ温泉で有名な土地です。
ラムネ温泉館は「焼杉」構法を用いた藤森照信氏設計の有名な建築です。足を運んでみたい。


作家名:雅園(造)樵谷(画)
作品名:「竹田焼 鉢」
内寸:高8.4×径18 cm
詳細:見込みに竹画「幽事 銘」書有・縁に「竹田先生百年祭記念」書有・状態良・高台脇「竹田」高台内「雅園」押印・共裂・共箱・末弘二生贈呈書有
商品番号:90416303



萬古窯は、三重県の陶芸。伊勢桑名の豪商沼波弄山が元文年間に別宅のあった朝日町小向に窯を築きいわゆる御庭焼を開始したのが万古焼であります。

作家名:陶華園 翠峰
作品名:「萬古窯 青磁 菓子鉢」
内寸:高7×径21.1 cm
詳細:状態良・高台内「萬古」「丸に翠峰」押印・共箱(箱ヤケ大)
商品番号:91309047


文化初年初代加藤幸兵衛により、美濃に開窯し約二百年続く江戸城の御用窯。五代は巾広い技法で窯の礎を築きました。
六代加藤卓男は、ペルシア陶器や正倉院三彩を復元、人間国宝認定。現在は七代目だそうです。

作家名:幸兵衛窯
作品名:「鉄釉 片口 小鉢 五客」
内寸:高5.5×13.8×9.3 cm
詳細:状態良・底に掻銘・共箱(箱イタミ少々)
商品番号:91407030


岩手焼は、明治四十年に堀合門次郎が尾張から陶工を招いて開いた、盛岡山岸産の陶器。朱黄黒泥の茶具等を製造。

作家名:岩手焼
作品名:「朱泥 煎茶器揃」
総丈:(急須右)高6.4×径6.1(茶碗)高3.8×径5.6 cm
詳細:状態並(茶碗一客全体の1/3位のワレ直跡有、他にキズ無、使用感少々)銘々高台内押印・古錫花菱型茶托五客(底に「点銅」刻印、茶シブ付着少々)桑一煎用一文字盆(底に「村羽」刻印、上面使用跡少々)当箱入・椀一客のみ残念です。
商品番号:91401086


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