皐月の茶道稽古

毎月恒例の蓮・宗和流茶道稽古が行われました。
世田谷は真夏日…つくばいのおそうじをしていますと、日差しが突き刺さります。


寄付は 北鼎「かわせみ」

北鼎は、北斎に師事。コテを以細絵を画く。根岸に住みでした。
画面の中で朱が生きています。
花は芍薬。軸の中からかわせみが狙っているように置いてみました。

本席には 熊沢 泰禅「鳥飛如鳥魚行魚」
永平寺七十三世・総持寺独住十六世、曹洞宗大学林等歴任、現代の清僧と呼ばれました。昭和四十三年歿九十四歳愛知生まれ。


丹里「鎌倉彫 筏 香合」

小原和紙工芸「桑縁 流れ 風炉先」
怒濤のような流れ、おもしろいです。
高木 治良兵衛「東陽坊釜」(風炉
加藤 光右衛門「織部 水指」
来月、6月11日は織部忌ですね。

輪島塗 高月「木賊蒔絵 中棗」
トクサは、木賊砥草と書きますね。砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれます。
とても使い勝手の良い草。もちろん蓮の店にも生えています。


主茶碗に、初代 小川 長楽「赤 平茶碗」平茶碗、夏ですね。手に持った感じがよいです。

通次 阿山「色絵 竹林 茶碗」
竹…夏の茶碗ですが深めたっぷりありおもしろいです。
菓子器には「Baccarat クリスタル皿」、「銘々皿」
お菓子にはお世話になっている西荻 三原堂さんの「螢の里」
うすい羊羹巻きに、丁度良い甘さの黄身餡が求肥に包まれておりおいしい!適度にもちっとしており食べやすい〜!


これからどんどんと暑くなる夏を、爽やかに波乗りできそうな御道具でのお稽古となりました。
本日も大変勉強になりました。


そういえば…今年も上野公園のさつき品評会が開催されていました。

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