夏はやっぱり短い。蜻蛉が蓮の葉で休み始めています。
8月の終わり、宗和流の蓮茶道稽古を行いました。
川合 玉堂 筆
「夏しらぬ むさし御嶽は やま深し 秋たつといふに 鴬の鳴く 夏草画賛」
花入は、「手付き花籠」門田 二篁 作
りんどう・ススキ・われもこうが秋の風にゆれます。
立礼でのお稽古となりました。
風炉は信楽透瓶掛
「木目鎌倉 茶箱揃」 作
菓子器は「一閑黒塗隅切型 菓子重」飛来 一閑 昨
菓子は俵屋さんの「初もみじ」
干菓子器は「竹盆」生野 祥雲斎 作
干菓子は、みちのく(売茶翁)
最近はとても忙しい店内ですが、時間を作って秋の草花とたわむれます。
短い時間の中で、夏の終わりを肌に感じるお稽古となりました。
カタログ163号も絶賛受付中でございます。
児玉 幸雄、十二代 堀内 宗完、三輪 晁勢、椿 椿山、無落款「女姿 対幅(湯上り、朝顔)」、山川 秀峰「紅葉狩り」
杉谷 松芯「稲穂蒔絵 棗」、金屋 五良三郎「黄唐銅緋鶴首式 花瓶」、黒沢 三郎「日立の浜」、二世 五姓田 芳柳
など…今月号も蓮・慈光美術カタログをよろしくお願い致します。
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