6月 茶道稽古 蓮華繚乱

六月…一年の一番寒い時期に植え替えをした蓮の花が、やっと開く季節です。
今回はそんな、待ち遠しかったこの月にちなんで「蓮華繚乱」茶会名にしました。


花入は、「古銅 一文字花入」
蓮の花が空気を凛とさせます。

本床には、ぴったりな蓮の歌です。
「蓮を 誰もみな 蓮にならえ にごり江の にごりにしまぬ 心きよさを」大綱 宗彦

大徳寺四百三十五世、和歌書をよくし茶に親しむ、又永楽保全の後援者となる。万延元年歿八十九歳


「真塗 長板」渡辺 可映

「十二角 山水」西村 徳泉

「唐銅 鬼面風炉
「甑口 小丸釜」

宗泉 「高台寺 蒔絵」
「南蛮 櫛目 建水」
「竹引切 蓋置」


「ヨーロッパ アンティーク菓子器 ガラストレイ」
菓子は「水無月」京都 寛永


干菓子器は「一閑 四方盆」吉田 意求堂 一閑91601958
吉野葛落雁

「傘之絵 茶碗」八田 円斎60113023
「御深井焼 トンボ 平茶碗」


昨年は全然咲いてくれなかった蓮の花ですが、今年はどの鉢も満開です。

うれしいですね。
蓮は泥の中からでもまっさらで清らかな花を咲かせます。うつくしいですね。


今月の稽古も楽しめました。
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