炉塞

すでに風炉の時期を迎えておりますが、前回の炉塞のお稽古について 簡単にまとめてみました。
香合、お茶碗、菓子器や薄器など、味わい深いお道具の数々。
今回ご好評によりかなり売れてしまっております。

寄付掛物には 秋月 可山「藤」を
掛けました。
今年はいきなり初夏となってしまい、藤の花も早々に満開となりました。




お茶碗は 二代 林叟(三谷 楽山)
屋島焼 赤樂茶碗」
炉の締めくくりにふさわしい、どっしりしたあたたかみのあるお茶碗です。

水指は 十三代 田原 陶兵衛(水指)羽根 万象(蓋)「萩焼 水指 片木目 塗蓋」
肌色も模様もとても美しく、塗蓋が全体をきりっとしめている感じです。

    
菓子器は 大好きな備前です。
金重 陶陽 「備前 平鉢」

奈良天平庵の「藤の花」が映えました。

干菓子器は 此君亭工房 「四極盆」こちらは松本の 開運堂「真味糖」を。


来週はいよいよ風炉となります。
お道具選びがまさに佳境です。