2018年03月01日のつぶやき

時間がたってしまいましたが、初釜のお茶会ご報告をいたします。
例年、青々とした結び柳や青竹を飾っておりましたが、今年は寄付に
吟翁「結び柳」を選らんでみました。表装がとても洒落ております。


本床には 説巌 義演 大徳寺四百五十八世の
「長生きも いらぬ事とは 思へば福禄寿なら 吉っとより画賛」 

今回こちらの風炉先がとても素敵です。

松久 真や「阮咸及び獅子太鼓絵 截金 風炉先屏風(京間)」
三野原 晃一松地紋 溜塗棗」 
四代 清水 六兵衛「眞葛庵 茶碗」西村 徳泉「金襴手鳳凰 水指」を真台子へ。

赤沢 露石「黄交趾 茶碗(若松に唐草)」
六代 高橋 道八「御本立鶴 茶碗」合わせて
建水も七代 中川 浄益「砂張 建水」
蓋置は引切青竹
佐藤 浄清「雪景地紋 富士釜」が引き締まります。
ふっくら今木屋花びら餅を加藤 春二「松の絵 寿恵廣」に、めでたさを重ねて。
厳かな初釜になりました。