2018年05月25日のつぶやき

すでに七月中旬の気温の東京ですが、*瀧の作品を選んでみました。
狩野 常信「高士観瀑図」
絹本・水墨・合箱
常信は狩野一族の画家で、初代尚信の子、伯父の探幽に師事いたしました。
中務卿法印に叙せられた、江戸時代における狩野家屈指の名手です。
正徳三年歿 七十八歳。
まだ江戸はこの業界では近い感覚ですが、平成が終わってしまうとどう感じられるのでしょうか。

荻田 東嶺「高士観瀑図」
南画院同人、師翠雲、山水に長ず。昭和五十四年歿八十歳 栃木の画家です。
紙本・水墨・合箱

瀧のしぶきと音が感じられましたでしょうか?
蓮のカタログ6月号ではこの季節にあわせた作品をたくさんご紹介しております。
ご期待ください。