2018年08月10日のつぶやき

お盆でお墓参りをされる方が多いと思いますが、*磬という仏具をご存じでしょうか。
広辞苑によりますと、【けい】「中国古代の楽器で、板や石をへの字形につくり、それを吊りさげて打ち鳴らす」
とありますが、太鼓類(膜の張ってある楽器)を除いた全種類を指す、体鳴楽器のことだそうです。
銅や響銅などの金属製碗状の本体を、一本の棒でうちます。
宗派、流派によって異なりますが、声明の合図に用いられるそうです。
同じ漢字で【きん】と呼ぶものは、読経の際に打ち鳴らす、銅製や鉄製の鉢形をした仏具で、銅鉢となります。

鳳凰文 磬」
時代有。彫りも細かいです。
高19×30.5×1.5

こちらは縁に「中原大宮檀方中明治四十一年七月中原山什四十一四」彫有。
高1.2×23.6×12.8

ブロンズレリーフもご紹介いたします。
朝倉 文夫 作。
女性像 レリーフ
台東区立朝倉彫塑館をご存じですか?
私は改装前に訪れておりますが、本当にくつろげる素晴らしい空間と御庭、日本家屋です。
厚1×径15.4

市橋 敏雄 作。
孔雀のレリーフ
新潟出身の作家です。
高30.3×27.4

今度蓮のブロンズ像たちも ご紹介いたします。

蓮では8/13〜19まで 夏期休業を頂きます。
お電話、FAX、メイルは通じますが、お返事は翌週になる場合が
ございます。ご了承下さいませ。
皆様 すてきな夏休みをお過ごしください。