先の中秋の名月は見事でした。
蓮では一足はやく、お茶会で満月にちなんだ、心地良い秋のお茶会を開きました。
寄付には 松本 交山「猿猴捉月 対幅」
本床には 西部 文浄「掬水月在手」
花は手付花籠へ 尾花と萩を。
釜は三代 原 晃悦
六代 大西 浄元(造)般若 勘渓(箱書)「鐡 眉風爐」
織部焼 敷板に
鈴谷 鐵五郎「棗 鈴虫」はまさに音色がきこえてきそうです。
奥村 考山「粉引 水指」
中里 重利(造)立花 大亀(花押箱書)「銘 月の桂 絵唐津 茶碗」
初代 須田 青華「安南 蜻蛉 茶碗」
福森 阿也「秋草 蓋置」
茶杓は 加藤 淡斎「銘 秋乃山」
野に出て満月を
久世 宗春「田楽 箱 六客」
今木屋 の月見団子で
次回は十月末 風炉最後のお茶会となります。
台風などで被害が出ませんようお祈りしております。