つい先日梅雨入りしたかと思えば、真夏のような鮮やかな空。
最近全くお天気が読めません・・・。
遅ればせながら月末お茶稽古のご報告です!
今回のテーマは「五月雨」です。
この日は梅雨冷えのような気温でしたが、雨がテーマのお稽古の日には
これもまた情緒でしょう。
寄付には、西村 五雲「かたつむり」工芸。
かわいらしいですね。
本床掛物は、91603752 近衛 忠煕 「洞中御月次 五月雨 ゆうひかけしはし晴間とみて空のままかきくらす五月雨の雲」
さみだれ の 「さ」は、田植えの古語で、旧暦の皐月をさし、「みだれ」は「水垂れ」で雨を意味します。
小森 松庵「信楽 花入」
五月までは竹がお約束ですが、白い釉薬が水滴のようで素敵です。
お花は、蕺(ドクダミ)と令法(リョウブ)です。
91603519 「杉縁 ツボツボ透 風炉先」
風炉は、91409509 大野 鈍阿 「板風炉」。
なかなか使う機会がなかったですが、今回お披露目致しました。
お稽古に来ていた方々は珍しいですね、と言い合っていましたが、昔はよく使われていた物だそうです。
空間がキリリとかっこよく決まります。時にはこの様な風炉もいかがでしょうか。
釜は、西村 九兵衛。
水指には、91410096 「ハンネラ(見立て水指)」を。
70414095 中村 春堂(箱書) 「雨もり手 茶碗 銘 老僧」
60713025 板谷 梅樹 「モザイク 額皿」
ガラを隠してしまうともったいないし、お菓子を載せるときに迷ってしまいました。
お菓子は、銀座あけぼの の「青梅」です。なんと梅が種ごと丸々入っています。
甘酸っぱくて爽やかなお菓子でした。
初めて盆点前をさせて頂きました。
生徒さんも増えて、お道具の勉強にも新しい視点が加わり新鮮です。
今回も大変勉強になりました。
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