2019-01-01から1年間の記事一覧

開炉のお茶会

いよいよ炉開きの日を迎えました。 紅葉も、雨や暖かい日が続いたせいか鮮やかとは申せませんが、 あちこちで彩りが目に入って参ります。 寄付には 名女形として名高い五代 中村 歌右衛門のお軸を。 明治から大正、戦前昭和にかけて活躍した、明治の団菊左歿…

時雨の茶会

秋の長雨とはいへ、台風での雨の被害が続いています。 皆様が穏やかな日常を、一日も早くとりもどせますようお祈りしております。 時雨というには強い雨の中、今月は侘びの風情漂うお茶会となりました。 寄付には 巌谷 小波 「染しためて 紅葉に晴れよ 秋の…

名月に想う

今年は暑さが長引きましたが、月が殊の外美しく感じられました。 今月は名月に想いをはせてのお茶会です。 お軸は 雅な御題にふさわしい、 有栖川宮 職仁親王「我が妹子が裾野に匂うふじばかま露す結べど綻にけり」 花が咲くことを「綻ぶ」と言いますが、藤…

立礼 茶籠

夏の暑さも少し落ち着いた今日、立礼 茶籠のお茶会を開きました。 今回は立礼で、型よりも久しぶりの再会、楽しみながらお茶を頂けました。 茶籠は江戸時代の古い籠、お道具揃いで、仕覆も時代がかかって、扱いに注意を払いました。 茶籠お道具は 棗は鉄線蒔…

夏の美術館

お盆で帰省されで、台風の影響で大変な想いをされた方もいらしたようですが、 大きな被害が出ずに済んで安堵しています。 いつになく暑い暑い夏ですが、夏休みはいかがお過ごしでしたか? 私達は久しぶりに店主共々 根津美術館へ参りました。 ここは毎々、海…

七夕のお茶会

七夕のお茶会を開きました。 梅雨と台風などで豪雨が続きます。 九州関西の方々には、どうか被害無く過ぎてくれますようにお祈りしております。 今月は七夕。 大宮八幡で名水御神水を賜り、そのお水でお茶を点てることとなりました。 「多摩の大宮」と云われ…

お軸の紹介

梅雨を迎え気温の上がり下がりが激しいですが、お変わりございませんでしょうか。 蓮では夏に向けてのカタログ受付が始まっております。 徳川 家達(賛)山名 貫義(画) 「柿本人麿図 久るるかと みれば明ぬるなつのよを あかすとやなく山ほととぎす」 和歌…

瀟湘八景に寄せて

瀟湘八景に想いをはせたお茶会を開きました。 「鉄 瀟湘八景 八角風炉・浜松地紋 富士釜」こちらの風炉に描かれている のが瀟湘八景です。 今回はそれにちなんだお道具や書画を集めてみました。 瀟湘八景とは、中国の山水画の伝統的な画題となっています。 …

季春のお茶会

季春のお茶会を開きました。 まもなく去る平成と、春を惜しむお茶会のご報告です。 まずは本床には 真巖 宗乗「花 為誰開」の堂々たるお軸です。 この季節にお茶席によく飾られる禅語ですが、 花は誰のために咲くのでしょうか、何のために咲くのでしょうか。…

インスタグラム再開いたしました。

インスタグラム再開いたしました。 ずいぶん間をあけてしまいましたが、こちらもご覧下さい。 少数漆器、器など、気軽に扱って頂けるように、実際の食卓でもご紹介しております。 www.instagram.com

平成最後の釈迦誕生会 お茶会

今年もお釈迦様の誕生会の季節がやって参りました。 桜もちょうど咲き始め、少し華やかな雰囲気となりました。 お軸は毎年お馴染みの「誕生仏」です。 作者、東皐心越は、江戸初期の渡来僧です。 長崎興福寺に入り、水戸光圀に迎られ水戸天徳寺に住まわれ 水…

木地の炉縁

炉の季節、華やかな蒔絵も素晴らしいですが、木地の炉縁の落ち着きも捨てがたく感じます。 木地といっても、稀少な黒柿から桑、桐、欅など、それぞれの木の特徴が出ていて見飽きることがありません。 空気や人の手に触れると共に、色合いがゆっくり変化して…

二月 梅観の茶会

二月も末となりましたが、梅観の茶会を開きました。 寄付には「大鳥居揮壕図」高 嵩谷 江戸の絵師で、英一蝶の門人佐嵩之の門人でした。 鳥居の柱に絵師の名が書かれております。 昔は長旅の記念にこうやってサインでもしたのでしょうか? 高 嵩谷「大鳥居揮…

顔真卿と拓本

昨日盛況のもと終わりましたが会期わずかとなった日、穏やかな 小春日和の中、「顔真卿」の書をみに国立博物館へ参りました。 詳細は国立博物館のサイトをぜひご覧下さい。 私ごとですが、書を書いていた母が顔真卿を敬愛し、家には教本 などがあふれ、その…

平和への祈り

節分も過ぎ、暦は春になりました。 先日身内との別れで帰省いたしました。 山頂は殊に冷え込み、外には一瞬粉雪が舞っていました。 広島は先般の豪雨による、芸備線鉄橋落下の復旧が終わっておりません。 車、バス代行運転はあるものの、市民町民の足となっ…

平成最後の 初釜の茶会

平成最後の初釜は 久しぶりの雨の中 行われました。 お軸と道具を選んだ後、京都の美味しい招福楼の十二ヶ月風流弁当を頂きながら、 ああお酒があればもっと、などと和やかな内に始まりました。 お椀はすてきなお盆に載せて頂きました。 「露堂々 大銘々皿 …