2018-01-01から1年間の記事一覧
寄付には喜多 武清の「鹿」を。 この方は古画の鑑定、模写もおこない、谷 文晁に学び、探幽の画風を喜び人物花鳥に妙。 挿絵美人画なども得意とされていたようです。 安政三年歿八十一歳江戸の人。 お席には 立花 大亀「秋山風月清」です。 脇には愛らしい秋…
秋のお道具、お軸、煎茶、彫刻、仏具はじめ、今月は短冊や色紙もたくさん掲載いたしました。 ぜひお手にとってご覧ください。先日雨の中、根津美術館へ行って参りました。 企画展 「禅僧の交流」 美術館館蔵の墨蹟が中心ですが、無学祖元はじめ、中国の高僧…
一気に秋めいたものの、秋晴れが恋しい日々ですね。
雷雨の中、虫音の茶会を開きました。 これからの季節にぴったりのお道具やお軸が揃いました。 立礼にて、寄付には 風情ある虫の絵の 幸松 春浦「秋虫図」。 幸松 春浦は竹圃門、洋画、南画、それぞれの影響を受け新たな絵画を模索し、作風新鮮馴和を以て知ら…
お盆でお墓参りをされる方が多いと思いますが、*磬という仏具をご存じでしょうか。 広辞苑によりますと、【けい】「中国古代の楽器で、板や石をへの字形につくり、それを吊りさげて打ち鳴らす」 とありますが、太鼓類(膜の張ってある楽器)を除いた全種類を…
八月に入り、本日よりカタログの受付が始まりました。 今月はなんと、200号となりました。 毎月こつこつと続けてきてここまできたのだなあ、と感慨深くこの数字を眺めました。 長年蓮を支えて下さっているお客様への感謝をこめて、また、これから出会うお客…
厳しい暑さが続きます。 なんど言葉に出しても暑さが過ぎぬなら、涼やかな籠に草花をいけたり、そのまま飾って涼を感じてみませんか? 先の 智美術館で目にいたしました、あの籠の名品は手元におけずとも、 蓮では気軽なものを多数取り扱っております。 この…
この度の平成30年7月豪雨で被害にあわれました方々、離れて住むご家族ご親戚の皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。 蓮でも両親、兄弟妹などが避難しておりましたので、当事者の皆様のお気持ちいかばかりかと、一日でもはやいご帰宅がかないますことを お祈…
一段と暑い風が吹く一日となりましたが、連店内ては、それを忘れるかのように涼を集め、 立礼式でお稽古をいたしました。 寄付には 後藤 瑞巖 宗硯「竹葉々起清風」 虚堂和尚が旅に出る友に贈った詩で、「相送当門有修竹爲君葉葉起清風」の一節です。 別れゆ…
「花梨 如意 蓮」 なんと蓮の実がよっつほど、中で動くのです。 古色がありますが、どの時代で作られて、どなたがお持ちでいらしたのか。 手にとると、風がゆったりと感じられる気がいたします。 明日は夏のお茶のお稽古です。 お道具、軸選びに余念がありま…
連日の猛暑日蓮も次々と開花しております。
今日はこちらは猛暑日となりました。 天候不順な季節とはいへ、一日でこう上がり下がりされては植物もとまどいます。 うちの蓮たちも、おや夏かい?と咲き始めてしまいました。 まだ六月なのに。 毎夏 前を通過するドライバーさん達も楽しみにして下さってい…
今や日本のみならず、海外でも愛好者が多い俳句ですが、名だたる*俳人の作品をご紹介いたします。 下村 為山「四時帖」画帳です。 俳句を子規に学び晩年には俳画を多く描いた。昭和二十四年歿八十五歳伊予松山生 紙本・彩色・十三頁 高浜 虚子「いり日」 同…
ひんやりした雨の中、まさに*雨中の茶会を開きました。 今回席主の趣向が良くあらわれている取り合わせかと思います。 寄付には 川北 霞峰の「蝸牛」の短冊。その短冊掛がすだれでとてもいい風情です。 本床には 坪井 杜国「紫陽や 品かはりゆく 花の色 画賛…
すでに七月中旬の気温の東京ですが、*瀧の作品を選んでみました。 狩野 常信「高士観瀑図」 絹本・水墨・合箱 常信は狩野一族の画家で、初代尚信の子、伯父の探幽に師事いたしました。 中務卿法印に叙せられた、江戸時代における狩野家屈指の名手です。 正徳…
真夏日が続きます。 薫風はいずこに。 お軸も一気に夏にとびましょう。 高久 空木「蛙に河骨」 こうほね、と読みます。 スイレン科の植物で*季語は夏です。黄色い愛らしい花はみられます。 根茎を縦割りにしたものは川骨という漢方薬にもなります。解熱、鎮…
一年中人気の富士山ですが、登れずとも眺めていたい*夏の富士。 本間 國生 「夏富士」 文学博士本間久雄の弟。白馬会研究所で洋画を学ぶも、転向し新様式の水墨画を製作された方です。 昭和四十八年歿 八十二歳山形県米沢生。 総丈145×70.5 内寸45.7×56.5 紙…
南の方では早くも梅雨入りのようですが、*これからの季節に飾りたい涼しげなお軸を ご紹介いたします。 井上 白楊 「沙魚」 総丈145×64 内寸40×50 絹本・水墨・合箱 今にもぴしゃんと魚がはねる水音が聞こえてきそうですね。 亜熱帯かと思ってしまうくらい、…
涼しげな*竹籠の季節到来となりました。 草花をいけるのも、ただ眺めるだけで心もがおどります。 そんな中、折良くすてきな竹籠作品と出合えましたので、ご紹介させて頂きます。 神谷町にあります、智美術館です。 「飯塚琅玕齋と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸「…
ようやく爽やかな風を感じられる様になりました。 今年の春は天候不順で 体調を崩された方が多かった様に見受けられます。 そんなもやもやを吹き飛ばすべく、*端午の節句のお茶会を開きました。 今回から風炉となります。 お軸本床には 本居 宣長「待郭公 」…
少し早めとなりましたが、今年も誕生会のお茶会を開きました。 この会には必須のお軸 東皐 心越「誕生佛」 この方は、江戸初期の渡来僧。長崎興福寺に入り、水戸光圀に迎られ水戸天徳寺て、水戸祇園寺、高崎少林山達磨寺開山。詩文・書画・篆刻など中国の文…
2月は天神様のお茶会となりました。 天神様は様々な言い伝えが残されており、種々趣向がこらせる楽しみがありますが、あえてシンプルなものといたしました。 寄付には 野崎 幻庵「春の色は 花とも言はじ 霞より こぼれて匂ふ 鶯の声」 春と云えばこのお軸に…
時間がたってしまいましたが、初釜のお茶会ご報告をいたします。 例年、青々とした結び柳や青竹を飾っておりましたが、今年は寄付に 吟翁「結び柳」を選らんでみました。表装がとても洒落ております。 本床には 説巌 義演 大徳寺四百五十八世の 「長生きも …