「遅日 世の人は花見にいでて遊ぶ日も眠りのうちにと暮す老かな」


近衛 忠煕(歌)藪内流五代 福田 随竹庵(箱書)
「遅日 世の人は花見にいでて遊ぶ日も眠りのうちにと暮す老かな」

近衛忠煕とは】
幕末維新の公卿。左大臣基前の子、従二位左大臣・関白を務めた尊王攘夷派公卿の筆頭。和歌、能、謡曲、生花・上代様の書をよくした。歌集に『伊東斜久良』がある。明治三十一年歿九十一歳(福田随竹庵)四代節庵の子、竹窓紹智、四代随竹庵に師事。大正十一年壬戌会を組織長きに渡り続ける。昭和四十三年歿七十歳。



作家:近衛 忠煕(歌)藪内流五代 福田 随竹庵(箱書)
作品名:「遅日 世の人は花見にいでて遊ぶ日も眠りのうちにと暮す老かな」
メモ1:紙本・短冊台貼・打雲金霞・状態良(ソリ少々)一文字錦・中廻上下細袿(上部キレ直跡一ヶ所有)
総丈140×23.5
内寸36.3×6
お問い合わせ番号:91016001