夏越の祓

梅雨明け前というのにで暑さにこたえる日々が続く中、

半年の穢れを落とし、残り半年の無病息災を願う行事、夏越の祓の茶会を開いた。

狭い店内のギャラリーで 寄り付きには

渡辺 公観「江上雨中」の短冊を。

日本画家。森川曾文に師事。日本自由画壇同人。

昭和十七年歿六十五歳滋賀県大津生

大祓人形(おおはらえひとがた)を店で育てている芒で作って飾る。

花は 沙羅双樹 清らかな白さが目に心地良い。

寄り付き

茶籠あれこれ 組み合わせて選んで楽しみながらお茶を頂く。

茶籠のお点前

 

 

 

 

主菓子は「水無月」今木屋製

店主誕生日前日とあって、「千歳鮓」森八 製を用意してくれたありがたさ。

茅の輪くぐり唱詩

水無月の夏越の祓する人は 千歳の命延ぶというなり」

干菓子は 銘「あじさい」京都井津美屋 製

祝い菓子

九月までお稽古はお休みです。

皆様ご自愛下さいませ。