中村 不折(箱書) をご紹介


【中村 不折】
南画を真壁雲郷、洋画を小山正太郎・浅井忠に学ぶ。夏目漱石吾輩は猫である』の挿絵画家として知られている。
書は漢巍六朝を研究し邸内に書道博物館を設立。30歳の時には正岡子規とともに新聞「日本」の記者として日清戦争に従軍し中国に渡り書に興味を持った。

「秦権銘拓本」段落が色々に分けられていて、構成がクールです。
拓本もユニークなフォルムで面白いです。
画面の中を目がぐるぐると回れて、見ていて飽きません。

作品説明:秦の始皇帝は天下を統一すると、文字や車軸、度量衡の統一を行う。この時、全国に頒布されたと考えられる度量衡の標準器、銅権の拓本


作家名:中村 不折(箱書)
作品名:「秦権銘拓本」
メモ1:工芸印刷・上下二枚貼付・状態良(オレ少々)一文字金襴・廻し綸子中国表装・不折箱書(贈呈書有り)
総寸:237×68
内寸:174×52.3

ご購入検討される方はお早めにメール・フォーム・お電話等でお問い合わせ下さいませ◎
お問い合わせ/ http://jikoh.co.jp/?page_id=26

不折の筆跡は現在でも、宮坂醸造清酒「真澄」や新宿中村屋の商品表記に用いられているそうです。…!

(画像・参考こちらよりお借りしましたhttp://www.nakamuraya.co.jp/salon/p12.html
5日前のニュースですが、不折が自ら収集した大量の資料を保管するために建てた明治時代の貴重な蔵が、台東区根岸の民家で発見されたようです。ほうほう。
しかし、蔵は住宅の改築工事のため10月にも取り壊される予定のようで、しかし解体が始まるまでの間、不折ファンを対象に小規模な蔵の見学ツアーを開催するようなのでお問い合わせしてみては…!?(下記を参考にどうぞ)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110914-OYT8T00059.htm

不折、天皇家の祖先神たる天照大神とそれを守護する7人の男神たちをすべて裸で描いたため、当時の文部大臣・九鬼隆一を「不敬である」と激怒させたことがあるそうです。。。。

お問い合わせありがとうございます。
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