六月 お茶稽古 蓮華観の会

真夏のように暑くなったり急にひんやりしたり、
今年も半分過ぎましたが、毎月お天気に踊らされているような気がします。
そんな中でも、順調に膨らんできた蓮のつぼみを愛でようと、
今回の茶会名は「蓮華観の会」です。




寄付掛物は、高田 好胤(書)平山 郁夫(散華)
天武天皇発願千三百年西塔落慶記念 散華」


床飾りに、91603914 「唐銅 蓮華 手香炉」


本床掛物は、41211001 大綱 宗彦 
大徳寺四百三十五世、和歌書をよくし茶に親しむ、又永楽保全の後援者となる。万延元年歿八十九歳
「蓮を 誰もみな 蓮にならえ にごり江の にごりにしまぬ 心きよさを」
美しいですね。清らかな蓮のように生きたいものです。


91603858 「桑縁萩腰 風炉先(江戸間)」


91603619 「瓢文 瓢箪 釜」
よい味が出ています。瓢箪の蔓に、鐶付まで瓢箪!爽やかで可愛らしいです。


91409004 「アカシア材 蓮彫 中棗」

91603912 影林 宗篤(造)福本 積應(筒箱書)「銘朝露 油竹 茶杓


主茶碗には、91603920 各務 満 「くりすたる 茶碗」
涼しげで美しいです。とてもしっかりしていて、持ったときに意外なほど熱くないのです。
夏でもやはりお抹茶はきりっと熱い方がおいしいので、目には涼しく。
こんなお茶碗で一服如何でしょうか。


91603570 岡田 佳山 「色絵蛍ニ 茶碗」


80715208 上田 哲也 「染付赤絵 蓮文 四角 重箱」
お菓子は、青柳さんの「紫陽花」です。
下には・・・


このお茶会にぴったりです。


備前の平水指には、蓮の葉蓋を・・・
まさに蓮づくし!


干菓子器には、91506782 生野 祥雲斎 「竹盆」

さて、肝心の蓮は・・・


まだまだこれからが見頃。立派な葉の下からどんどん新たな蕾が・・・!

とても楽しいお茶会でした。

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梅雨明け前からの暑さが続きます。
そんな中 店主の誕生日のお祝いに、スタッフが
なんと手作りのケーキを持参してくれました。

溶けないように、こわれないように、厳重に包んで。
涼やかで美しい色合い。
カットするのが惜しいできばえです。
お味も甘すぎず、酸味も程よく、有名店顔負けのレアチーズケーキでした。

店主も思いもかけないお祝いにびっくりするやら、はにかむやら。
なにかと厳しいご時勢ですが、
ささやかな 喜びのおすそわけまで。