2016年12月03日のつぶやき

月末恒例お茶稽古のご報告です。
11月29日のお稽古は、炉開きの茶会でした。
炉開きといえば、お茶の世界でのお正月。新しい季節を迎えます。

寄付掛物からご紹介していきます。

 40411096 馬越 稲翠 「白菊黄菊」


本床掛物には 91503591 玄外 宗訥 「関 官不容針 私通車馬」
【官には針を容れず、私に車馬を通ず】
建前上は針をも通す隙はないが、賄賂を渡せば旅人の馬車も通り抜けできるようなものです。
「真理を得るには様々な手段がありますが、言葉の使い方一つでも仏様に近づけますよ」ということを
当時の関所の役人を皮肉って言っている作品です。



「唐銅 鶴首」と、お花は侘助です。


90216133 松田 蘇川 「色絵 結び 香合」


91604825 「松原地文 尻張 釜(炉用)」
91501584 双鶴 「高台寺蒔絵 炉縁」
今回は炉縁を華やかにしてお祝いの雰囲気を楽しみました。


91604836 淡海せ々 陽炎園 「膳所焼 染付 近江八景絵 水指」
芋頭も縁起物ですから、この時期使いたい一品です。
人の頭(かしら)に立つ意を通わせ、また子が多いため、というのが由来だそうです。

濃茶碗は 91603921 大野 鈍阿 「白無地 茶碗」
こちらも使いました。

20309152 「隅田川焼 都鳥 茶碗」


91303554 益田 克徳 「茶杓

早いもので、次回のお稽古は年明けになります。
先生、一緒にお稽古参加して下さる皆さま、今年もご縁に感謝致します。


お店の方では、只今カタログ準備中!
12月5日からご注文受付開始いたします。
どうぞお楽しみに!!
商品のお問い合わせはお電話、メール、ファックスにてお待ちしております。
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