ガーダー・アイダ・アイナーソン


先日表参道ラットホール・ギャラリーにて展示はもう終了していますが、
Gardar Eide Einarsson 「I Am The Only Free Man On This Train」を拝見致しました。
ガーダー・アイダ・アイナーソンは、1976年ノルウェー生まれ、ニューヨークと東京を拠点に活動する作家です。ガーダーはペインティング、ポスター、旗、写真、など様々な素材を使った平面作品を中心に、ビデオやインスタレーションまで幅広いジャンルを制作します。最近作家自身がメディアを様々に横断する表現をすることをよく目にしますね。
Flourescent Pinkシリーズのモノクロームペインティングはハイモダニズムへの徹底を押進める、かなり思うところのある作品でした。
様々な現代美術のコンテキストの駆使して現代の資本主義社会・権力構造への示唆を示していました。
ラットホールギャラリーは表参道駅からも近く扱う作家も好きなギャラリーです。
http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2013/02Gardar/intro.htm

そして最近、伊丹十三著「女たちよ!」を読んでおります。
ずううっと食べ物や食事の粋な「作法」について語っている割り箸のパキッと割れる音の聞こえそうなエッセイで、まあ腹がへる次第です。
本に出てくるおでんやフライ、パスタの美学などを読みながら、蓮で扱う器にもったのを想像します。
いつかそんなように紹介できればなあ……


さてさて本日のご紹介をさせていただきます。


作家名:初代 宮川 香山
作品名:「真葛焼 乾山意冩 皿 拾二客(季節花絵変り)」
総丈:高3×径16.6 cm
詳細:状態良・高台内書銘・共箱
作家詳細:帝室技芸員、父十代真葛長造香斎、明治の初め京都より横浜に開窯する。清風与平、竹本隼太とともに松竹梅にみたてられ、明治の三大名工といわれた。大正五年歿七十五歳。



作家名:水口屋 小川 伝兵衛(賛)圭雲(画)
作品名:「養老の滝 画賛」
総丈:132×63.5 cm
内寸:33×60 cm
詳細:麻紙・水墨・状態並(ヤケ少々。本紙右雨シミ少々)一文字金襴・中廻揉紙・上下紙(右側雨シミ大)合箱
作家詳細:[小川伝兵衛]元禄十年京都で呉服を商う、初代水口屋小川伝兵衛が、名古屋に店を開く。寛政七年には尾張藩最初の御用達商人に成長。代々「水口屋小川伝兵衛」を襲名。[圭雲]日比野白圭の弟子(詳細不詳)

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