今年も蓮の月間宗和流お稽古が始まりました!
一年の年明けを祝う初釜。お天気も良く温かく、光り輝く年を迎え入れます。
何を作っているのでしょうか?
そうです。青竹 蓋置 をDIYしていました。
茶会にみずみずしさを添え、引き締まります。
寄付掛物には、中山 養福「暁天の春」
本掛には、大綱 初春「はなぶるも色喜ひいそげ大君の御代の初の春はきにけり」
白梅と野椿。ほんとうに初々しくかわいらしいです。
川喜田 半泥子「通筒 竹花入 銘 一声」
花園饅頭 薯蕷饅頭を「真塗 縁高」にて。
格式高い縁高で頂くのは初めてです。
正客から順に、縁高をずらし黒もじをさして自分の分を頂き、
継ぎの方へまわして頂くのですが、頂いた後はまた逆に、空の縁高をまわしていき、最後は蓋をしておしまいです。
黒もじはお持ち帰り出来るそうです。慣れると流れができて気持ちよいと思います。
村田 宗覚「松喰鶴蒔絵 炉縁」炉縁が蒔絵になると、一段と雰囲気が出ます。
角谷 莎村「瑞雲釜(炉用)」
大野 鈍阿「瀬戸 黒 茶碗」
皆具ははじめて使いました。
磁器に飾り火箸を挿すので、取り出しに気を遣います。
取り出し方も漫然と取り出すのではなく、きりっと角に沿ってまわします。
加藤 昌山 「仁清風扇流 皆具」気品ある絵柄です。
床の間には蓮アレンジの効いた結柳が。
初釜に用いられる床飾り、一陽来復を祝う心を表したものとされています。
温かな光の中とても朗らかなお茶を頂きました。
本年も良いお茶LIFEを送れそうです。