日記

梅雨のひととき

暑いかと思えば突然のゲリラ豪雨に見舞われたり。 本当に梅雨入りしたのか?と思えば激しい雷。 先日、世田谷は雹(ひょう)が降り、道路につもりました。 午後2時半ごろから約30分間降り続き、場所によっては足首が埋まるほど積もりました。 店の前も一…

次回店でのお稽古は九月二十七日(金)です。本日のお稽古「重陽の茶」をおこないました。

現在、中国美術を中心にお買い受けのご相談をお待ち致しております。 ::: 書画・茶道具・新古美術品の専門店 蓮・慈光美術 ::: 本日もバタバタと忙しくしてしまいましたが、お稽古無事に迎えることが出来ました。東京都世田谷区は本日も快晴、蒸し暑さは厳し…

お買い受けのご相談、カタログのご希望・お探しの品のお問い合わせ随時お受けしております。

夏休みが明けて速くも1週間、デスク周り・店全体の整理整頓・反省、お稽古のことなど、秋に向けて進めておりました。 毎月10日発行の郵送カタログ受注を中心に受け付けております蓮・慈光美術ですが、 「訪ねてみたい」と感じていただける店舗づくりにも努めて…

蓮の茶

全国帰省ラッシュで新幹線も飛行機も高速道路も大混雑。 蓮夏期休業中ですがブログは更新!暑い夏を涼しくする蓮の花のお品をご紹介します。 今年の店先の蓮は元気で満開です。 毎年1年の中で1番寒い日に店主が鉢替えします。 今月のSKYWARDにベトナム ハノ…

もうご覧になられましたか?映画「風立ちぬ」にみられる日本の食器、小道具たち

ついついそういう所を観てしまいます、スタジオジブリ宮崎駿監督「風立ちぬ」原作は堀辰雄道具だけで結構映画のシーンがネタバレするかもという位に宮崎映画の衣食住の描写には 本当にたくさんの美術品、生活道具、食器(と美味しそうな食べ物たち!)がよく…

夏真っ盛り

全国のチビッコのみなさんはそろそろ夏休みでしょうか? 東京都では何十年かぶりに海開きがあったそうですね。 夏休みなんて全くない方もいらっしゃるかもしれません… が、東京国立科学博物館では大王イカ展が大盛況。 長崎にはアントニオ・ロペス展が巡回。…

今日は蟷螂くんご来訪です。

陽はもちろん長く、昼間は蒸して作業効率など落ちていませんか?スペイン人の様にシエスタ(お昼寝)なぞは、なかなか出来ませんが、心持ちそのように涼しい早朝起き、日中休み、 日が落ちてからスパートを掛けるというのも良いかも知れません。そして今年も…

蛍のころ 弐

蛍シーズンど真ん中です。 夏の本席、寄り付きに清流の風を。 蛍のシリーズ第二回です! 作品名:「螢」 作家名:萩原 一羊 総丈:182×28.8 cm 内寸:90.7×26 cm メモ 1:絹本・彩色・状態並(ヤケ大、シミ点少々)一文字金襴・中廻上下緞子表装(下部シミ少…

6月、7月のお花「侘びの茶花」著:山藤 宗山 世界文化社 を読みながら。

。。。茶花、花器、はじめると終わりが見えないほど沢山の情報になりますので今月と来月の時期に合う例を挙げてみましょう。 秋海棠 花入:磁州窯百合口(梅沢記念館蔵)薄板:真塗矢筈朝茶の花 「朝茶は、古くは季節を問わずに催されたようですが、現在では…

サツキ盆栽

先日上野公園でサツキ盆栽の品評会がひらかれていました。サツキはツツジ科の植物で、山奥の岩肌や渓流沿いに自生します。 日本で最も庭木に用いられる植物であるという統計が出ています。(要出典) 何点か撮影してきました。作者や作品名は控えておらず、…

ダヴィンチ展

盛期ルネサンスの代表巨匠2人が上野の森にやってきていました。まずは東京都美術館のダ・ヴィンチ展。 生前の天才が残した手記がたくさん来ていて、それはもうどれも興味深かったです。 万物の尺度としての人体、科学・人間心理の総決算としての絵画。 その…

郵送カタログ「蓮」149号も、御道具と面白い掛け軸そろえました!

すっかり夏の陽気で陽も長いためか帰りも遅くなります、 ビルや交通機関では冷房が強いこともありますし、夏風邪に気をつけようとおもいます。 (写真は蓮の鉢と自宅のサトイモの水耕栽培。) 蓮、web部門staffはどのように皆様に古美術品・お茶の御道具、古…

5.30お稽古、座敷のしつらい例。

次回お茶のお稽古予定日は6月27日(木)午後です。 ご予約はこちらまで TEL:03-5315-7277 蓮・慈光美術 〒157-0061 東京都世田谷区北烏山 5-21-6 GS ハイム久我山 101 営業時間 10:00〜19:00(日曜定休)前回は雨の中お稽古へ来て頂きありがとうございま…

今月は葵祭にて揃えました

とうとう梅雨入りを迎えましたね。 毎年軒先に燕が巣を作るのですが、そのヒナも孵ったそうです。今回のお稽古。本当に入門のいろはから 手のお清め、席入りからお辞儀の真行草、歩き方、立ち居振る舞い、畳のとらえ方と隅々までお教え頂きました。寄付は 松…

蓮の鉢とメダカのこと

この子は雌で成魚ですね オレンジ色のひめだか。江戸期に金魚屋が扱ったのが始まりだそうです 社長こだわりの、日本だけの品種 野生種の黒メダカ。 稚魚はミジンコと良い勝負な大きさだそうで、 普通のデジカメでは無理でした 顕微鏡でならみえるかしら 残念…

今月もお茶お稽古、30日午後より行います。

毎月恒例お茶のお稽古まであと一週間。 今回は生徒さん予約少ないため、集中出来ることと思います。 前日に大片付け、店奥は物ギッシリ座敷はがらりというギャップもお楽しみ頂けます。 収納も技なんですよ!ご予約はお電話一本03-5315-7277へ。 足袋、懐紙…

大神社展

さてお待たせしました。開催中の東博の『大神社展』レポートの時間です。 毎度の事ですが、すごい人でしたが、質量ともに圧倒的でした… 全国の神社から国宝重文が160件,神像彫刻が40体(多くが木彫)という日本神道でのかつてない規模の展覧会です。今後もし…

本日は「雨」をテーマに軸をピックアップ。

日も長くなり、陽気の良い日も少し蒸す気配が感じられる今日この頃ですね。山野 龍石「月来池上花光浄雨過園林竹露濃」No91307524 台湾の書家。全日本書道連合会々長 総丈211×50.3 内寸135×32.7 紙本・状態良・一文字金襴・廻し緞子・印のみ・共箱 酒井 雄哉…

そろそろ梅雨も近づきますね。

夏に使えるお品をピックアップ。十三代 紀太 理平「忍草文 茶碗」91405036 高7.6×径12.5 背面青海波文・状態良・高台脇「高」押印・共裂・栞添・共箱 シノブ科の多年生のシダ。樹皮や岩の上、屋根などに生え、八目蘭(やつめらん)。いつまでぐさ。まつふうら…

炉を惜しみ透木釜を使った終春の席は厳かに。

本日はお弟子さん三名、 お稽古の準備から駆けつけて下さいました! 数寄屋袋、袱紗など 茶席に必携の手持ち道具も販売しております◎ 仏像と青楓の取り合わせを影の揺らぎで味わう 少し工夫 こちらよりにじります。寄付に買い付けたばかりの短冊。)大田垣 …

五月晴れが続いていますね

連休いかがお過ごしでしょうか? ご旅行、帰省なさる方もあれば、祭日など関係なくお勤めやお勉強を頑張っておられる方も、思い思い過ごしておられることでしょう。我が家も小さいながら端午の節句を。 宮田 宏平「(仮題)犬の親子」No91303042 高11×24.3×1…

蓮よりおすすめ2・鍾馗像のこと

「唐銅 鍾馗像」91304527 状態並 河鍋 暁斎(鍾馗)「鍾馗図 合作」91302596 350,000円 中央暁斎鍾馗図・廻りに千種掃雲書、△玉鬼図、佐竹永湖鯉図、華堂書、松之門三艸子和歌、四代近藤金羅句、飯島光峨柏餅図・紙本・淡彩・状態良(オレ少々)一文字金襴・…

カタログ146号は月曜日より受付を開始します。

宅急便のの都合により会員の皆様にお送りしております蓮・カタログにつきまして、 発行日が日曜日の場合ですとご到着が月〜水曜日になることがございます。 毎月よくお問い合わせを頂きお手数お掛けしております。ここ二、三日は暖かい日が続いておりますね…

雛祭り、いかが過ごされましたか?

今年の三月三日は日曜だったため、 時間も無いけれど実家に帰り、家族でのんびりと過ごしました! ↑知人宅のおひな様、生けていた桃が散りくろもじを挿したそうです。 ひなの日が過ぎてもしばらくは楽しめますね。 仕舞うのは早めの方が縁起には良いようです…

旧 白洲次郎・正子邸 武相荘

年明けてから、バタバタと忙しくしていますが、先日久しぶりにお出かけしました。 東京都町田市、旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)に足を運びました。 白洲次郎・正子夫妻の長女、牧山桂子さんが旧邸宅の萱葺き屋根の母屋・納屋など、ほぼ全域が記念館・資料館…

雛祭り

作家名:津田 春江 作品名:「立雛」 メモ1:絹本・彩色金泥・状態難有(シミ少々)一文字金襴・廻し緞子表装(上部縁イタミ大、ツカレ少々)合箱 総丈:181×44.7 cm 商品番号:71214246さてまもなく3月のひな祭りが近づいて参ります。 今月11日受付カタログ…

青森からのメール

蓮は、様々な場面で多くのお客様とご縁を持たせて頂いています。そんな中でも、蓮のご案内したお道具が活躍しているご感想を頂くのが何よりも嬉しく、また励みや勉強になります。先日、青森のお客様へお届けした鈴木盛久作の釜の、お茶会での活躍がメールで…

秋の終わり

店の裏のからすうりの実です。 秋の終わりを感じます…武者小路 [仲良きことはうつくしきかな]秋の終わり、冬の訪れを感じる本日の掛け軸をご紹介。下村 為山「寒雀」 「為山并題」と押印だけのものは珍しいとのことです。 作家名:下村 為山 作品名:「寒雀…

英 一蝶

先日、江東区の清水白河駅を降り東京都現代美術館まで歩いていたときのことです。 門は小さいのですが、何とも風流な雰囲気のお寺さんがございました。 札を見ると「一蝶寺」と書いてありまして、ずうずうしくも中に数歩入っていってしまいました。 パチンパ…

ボウフラ発生…

とてもユニークな内容の天狗の掛け軸がありました。「天狗 対幅」。 松の木の上でしょうか? 木の上から書かなければならない理由が気になりますし、そもそも何故鼻に筆をくくりつけなければならないのでしょうか? 考えちゃいますね。 こちらはこちらでたば…