商品紹介

もっと身近にお香道具

名残の茶会の後、先生が本物の伽羅をお持ちくださり、茶室を閉め切って、伽羅の香をきかせて頂きました。香木は徐々に加熱され、当初まわってきた香と、二巡してきた香とでは、趣が変わっていくことを初めて体験いたしました。 さわやかで甘やかな香りから、…

謹賀新年-2014-

明けましておめでとうございます 旧年中はひとかたならぬご厚情賜り 大変感謝致しております 本年も蓮・慈光美術をよろしくお願い致します 新年あけてやっとのブログ更新となりました。 さて2014年のブログ書き初めは恵比寿様の記事です。 えびすは日本の神…

2013年炉開き

11月27日水曜日 宗和流炉開き茶会お稽古をいたしました。 本年も霜月、大切な行事「炉開き」を無事迎えることが出来ました。 閑寂幽遠の名残から一転、一陽来復の有卦に。 本床掛物は、匡堂 良純「山呼萬歳声」 山は呼ぶ萬歳の声。 前漢の武帝が元封元年(前…

木喰仏 微笑の誘い②

越中木喰仏巡り第二弾です。(旅の前半記事はこちらへ) お次ぎは長岡市小国の真福寺(しんぷくじ)へ向かいました。 階段をのぼり、夏の蝉たちが大合唱している杉林の参道を行くと… 一木造り仁王尊の巨像が納められた仁王門が現れました。 1本のケヤキの木…

木喰仏 微笑の誘い①

今年の夏、北海道から鹿児島まで日本全国にて千体以上彫られたという木喰上人の「木喰仏」を見に越中を回ってきました。言葉にならない程感動しました。 二回に分け、記事に紹介致します。木喰仏を彫られた木喰上人は、山梨県身延生まれで、生涯に三度改名し…

和食と和の器

日本食文化のユネスコ無形文化遺産への登録申請が話題になっていますね。 今や世界一の食大国である日本。ミシュランのレストラン掲載数はフランスをしのぐ世界一とのことですが、このようにブログを書きながら思うのはThe日本食…というお料理は高級なものば…

井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ

青山 根津美術館で開催されています、高麗茶碗の王者といわれる井戸茶碗の展覧会に足を運びました。 井戸茶碗は「一井戸、二楽、三唐津」と云われる三代茶碗の王者です。 井戸茶碗の中で名物手井戸を大井戸と言います。 大井戸茶碗の著名なものに、喜左衛門…

ガーダー・アイダ・アイナーソン

先日表参道ラットホール・ギャラリーにて展示はもう終了していますが、 Gardar Eide Einarsson 「I Am The Only Free Man On This Train」を拝見致しました。 ガーダー・アイダ・アイナーソンは、1976年ノルウェー生まれ、ニューヨークと東京を拠点に活動す…

竹内栖鳳展

先日竹橋の東京国立近代美術館で開催されておりました「竹内栖鳳展」へ足を運びました。 栖鳳の代表作から初公開の作品まで約110点が一同に揃う素晴らしい展覧会でしたので記事にご紹介! 竹内栖鳳(たけうちせいほう/1864−1942)は近代日本画の先駆者で、戦…

国宝 興福寺仏頭展

東京藝術大学美術館で開催中の「国宝 興福寺仏頭展」に足を運びました。 今回の中心は、15世紀初頭火災で長年行方不明だった白鳳時代の仏像仏頭です。 平安末期、飛鳥の山田寺から運びこまれた巨大な白鳳時代の銅造仏像は、東金堂の本尊、薬師如来として安置…

蓮の茶

全国帰省ラッシュで新幹線も飛行機も高速道路も大混雑。 蓮夏期休業中ですがブログは更新!暑い夏を涼しくする蓮の花のお品をご紹介します。 今年の店先の蓮は元気で満開です。 毎年1年の中で1番寒い日に店主が鉢替えします。 今月のSKYWARDにベトナム ハノ…

立秋、8月の茶会に向けて

8月30日(金)蓮・慈光美術、座敷お茶稽古のためのノート 日頃のご愛顧まことに有難うございます、まだまだ残暑厳しいこの頃、お見舞い申し上げます。蓮・慈光美術は、来る8月11日(日)〜8月19日(月)の8日間のあいだ、誠に勝手ながら夏期休業を取らせていた…

近日中のこと

日中は暑さが厳しい日々が続いておりますが皆様お元気でお過ごしですか? もう早朝は秋を思わせる風もありますね。 8.6、8.9、8.15と、3.11。日々の平穏無事に感謝を込めて、黙祷と合掌を。。。 さて、蓮・慈光美術は、来る8月11日(日)〜8月18日(日)の7…

夏真っ盛り

全国のチビッコのみなさんはそろそろ夏休みでしょうか? 東京都では何十年かぶりに海開きがあったそうですね。 夏休みなんて全くない方もいらっしゃるかもしれません… が、東京国立科学博物館では大王イカ展が大盛況。 長崎にはアントニオ・ロペス展が巡回。…

郵送カタログ・蓮151号は八月一日より受付致します!

夏休み前の連休いかがお過ごしでしょう、鰻など召し上がられましたか? 暑さにも慣れ、お祭りや花火・海水浴、ビヤガーデンなど、行楽にお盆帰省にと 体力をつけ、健やかに過ごしたいと思います。 「暑さ寒さも彼岸まで」にはまだ早すぎますが、頑張って参り…

ソフィ・カル『最後のとき/最初のとき』

品川の原美術館で開催されていたソフィ・カル『最後のとき/最初のとき』に足を運びました。 展示はすでに終了しましたが、記事として紹介します。展示を見た人らと作品について話すと 「いわゆる優等生な女性作家というイメージもある…」 「…自分の今の健康…

夏の昼下がりにいかがでしょう

梅雨も明け、夏、序の口の暑さ。なかなかの厳しさですね。::: 書画・茶道具・新古美術品の専門店 蓮・慈光美術 :::試しに、店の器(平茶碗)と冷菓を組み合わせてみました。彩りにと、蓮名物の自家栽培トウガラシを使ってみました(^^;)ちょっと苦し紛れかな…

六本木・森美術館LOVE展記念のアカデミーヒルズでの講演より考えたこと

武者小路 実篤「天に星 地に花 人に愛」http://jikoh.co.jp/?p=10753詳しい情報あります。 実篤86才の筆は、屈託ない朴訥さをもったものですね。 普段は店の中での事が中心ですが、たまには足を伸ばして 六本木アカデミーヒルズにて, LOVE展 記念シンポジウ…

今日は蟷螂くんご来訪です。

陽はもちろん長く、昼間は蒸して作業効率など落ちていませんか?スペイン人の様にシエスタ(お昼寝)なぞは、なかなか出来ませんが、心持ちそのように涼しい早朝起き、日中休み、 日が落ちてからスパートを掛けるというのも良いかも知れません。そして今年も…

蛍のころ 弐

蛍シーズンど真ん中です。 夏の本席、寄り付きに清流の風を。 蛍のシリーズ第二回です! 作品名:「螢」 作家名:萩原 一羊 総丈:182×28.8 cm 内寸:90.7×26 cm メモ 1:絹本・彩色・状態並(ヤケ大、シミ点少々)一文字金襴・中廻上下緞子表装(下部シミ少…

晴天、初夏のお稽古、少し背伸びしてお手前に挑戦!

91406037 吉田 華正「銀河蒔絵 漆 平茶碗」 漆芸蒔絵師、日本工芸会、日本伝統漆芸展入選、全国漆器展等。昭和十五年石川山中生本日、生徒さんにもこのお茶碗が好評で、印象に残っております。 乾漆で軽く、七夕などにぴったりです。 今日の寄り付きは「螢」…

蛍のころ 壱

昨年もブログにて七夕のお品をご紹介しました。 もう1年たったのですね…今年もまた七夕の席にあう掛軸を選んで参りました。 鈴木 松年「群螢図」 総丈194×50 絹本・彩色・状態並(オレ極少)一文字中廻金襴・上下袿(ヤケ少々、シミ点少々)牙軸・共箱 西京…

蓮・慈光美術では現在、お煎茶の道具を探しております。

唐物、朱泥、古錫、涼炉、炉台、器局、茶則、茶器揃え、水注 ぼうふら 急須 あらゆる物もの。 http://jikoh.co.jp/?p=10430 張 廣徳 製「錫 果物盛り図 銚座」 第八図 煎茶小集 楽器を演奏している人が描かれ、描かれている人々の座り方も茶道の時のように「…

蓮・6月の茶道稽古は27日・木曜日の午後からです。

蓮・慈光美術、北烏山の店の座敷を一挙に空けて行う毎月恒例のお稽古。 今年度5回目を迎えます。 店主自らが道具と掛け物をしつらえます。京王線「千歳烏山」駅下車、小田急バス「吉祥寺」行き「牟礼前」にて下車。 目の前に店がございます。 席入りの手の…

仮面の世界①

仮面、マスク、お面…仮面は儀礼、祭、宗教行事など、非日常の場面に多く登場します。 仮面のはっきりした起源は今もまだわかっていないそうです。 日本では縄文時代に土面が使われていたように、およそ1万年前にはあったそうです。 今回はそんな「面」をご紹…

6月、7月のお花「侘びの茶花」著:山藤 宗山 世界文化社 を読みながら。

。。。茶花、花器、はじめると終わりが見えないほど沢山の情報になりますので今月と来月の時期に合う例を挙げてみましょう。 秋海棠 花入:磁州窯百合口(梅沢記念館蔵)薄板:真塗矢筈朝茶の花 「朝茶は、古くは季節を問わずに催されたようですが、現在では…

郵送カタログ「蓮」149号も、御道具と面白い掛け軸そろえました!

すっかり夏の陽気で陽も長いためか帰りも遅くなります、 ビルや交通機関では冷房が強いこともありますし、夏風邪に気をつけようとおもいます。 (写真は蓮の鉢と自宅のサトイモの水耕栽培。) 蓮、web部門staffはどのように皆様に古美術品・お茶の御道具、古…

今月は葵祭にて揃えました

とうとう梅雨入りを迎えましたね。 毎年軒先に燕が巣を作るのですが、そのヒナも孵ったそうです。今回のお稽古。本当に入門のいろはから 手のお清め、席入りからお辞儀の真行草、歩き方、立ち居振る舞い、畳のとらえ方と隅々までお教え頂きました。寄付は 松…

今月もお茶お稽古、30日午後より行います。

毎月恒例お茶のお稽古まであと一週間。 今回は生徒さん予約少ないため、集中出来ることと思います。 前日に大片付け、店奥は物ギッシリ座敷はがらりというギャップもお楽しみ頂けます。 収納も技なんですよ!ご予約はお電話一本03-5315-7277へ。 足袋、懐紙…

彫刻の森美術館

先日、箱根彫刻の森美術館に初めて足を運びました。 込み入った事情で、日本中のあらゆる美術館や博物館を巡礼しなければならないのです。 宇治野宗輝さんの『「ポップ/ライフ」2013年7月15日(月・祝)まで』が開催されていました。 よかったです。3年前の…